京都・バッハ・ゾリステンでは、毎月の定期公演のほか、数年前から「協奏曲シリーズ」を開催しております。
このシリーズでは、ソリストについて、オーディションは行わず、紹介者の推薦により決定し、これまで多数の方に出演していただいて参りました。
お陰様で本年11月3日には第13回目の公演を迎えることとなりました。
また昨年からは、J.S.バッハのチェンバロ協奏曲をピアノで演奏する企画を開始し、本年8月11日には2台のピアノ協奏曲を含め、ブランデンブルク協奏曲第5番を演奏して話題となりました。
私共のオーケストラの特徴として、バッハ・ゾリステンという名前の通り、バッハの作品を中心として演奏活動を行っております。2023年で1981年の創立から42年となりました。
バッハを中心に演奏する団体の傾向として、バッハ以前の作品を当時のいわゆる古楽器を使って演奏するか、バッハより新しい古典派やロマン派といった作品を現代のモダン楽器で演奏するかのどちらかになる傾向があります。
京都・バッハ・ゾリステンは後者を選び、モーツァルト、ベートーヴェンからシューマン等までレパートリーを増やして参りました。
公演にあたり、指揮者である私とソリストとの打ち合わせは数回にも及び、ソリストの方の演奏をサポートしています。またオーケストラとの合わせの練習も２回行っています。もちろん当日のリハーサルもおこない、指揮者とソリストとオーケストラが三位一体になって取り組む姿勢を貫いております。
ソリストとして出演のご要望が多数あるなか、今後は、これまで通りの推薦による募集に加え、オーディションによる出演者の公募も開始する所存です。詳細はホームページのお問い合わせフォームか、下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。皆様からのご連絡をお待ちいたしております。
京都・バッハ・ゾリステン
主宰・指揮 福永吉宏
kbs@inter-art.gr.jp
